【日下部保雄の悠悠閑閑】女神湖とアウトランダー
アッと間に秋が過ぎ、いきなり冬がやってきた。北の国からは雪の便りが聞こえてくる。そう、スタッドレスに交換する時期だ。ウチのノート オーラ 4WDにとっては2度目のウィンターシーズンで、サステナブルオイルを使ったショックアブソーバーでは初めての氷になる。 【この記事に関する別の画像を見る】 そう、2025年も女神湖のドライビングパークは開催する予定だ。仲間ウチではまだやっているのという声もあるが、氷の上でなければ体験できないことも多く、皆さんに協力してもらいながら毎年開催している。凍りますようにと祈りながら。それに個人的には多彩な4WDシステムを試すのも楽しみだ。 今年はKYBラリーチームを中心としたプログラムで、技術の進化の一助になればうれしい。サステナブルオイルにとってもいい機会だ。 インストラクターは右京さん、奴田原選手、新井大樹選手と超豪華。豪華すぎて心配になるほどだ。 通常の参加枠は限られてしまうが、10台弱は確保できそうで、例年どおりインストラクターがマン・ツー・マン的にアドバイスをできるようにプログラムを組む予定だ。 もう1つ楽しみなのはアウトランダーPHEV。実に新車である。会社のクルマだけど……。現行アウトランダーは不思議と氷と縁がなくS-AWCを試せていなかった。それがやっとできそうだ。期待は大きい。遠い親戚にあたる日産・エクストレイルは氷上でもビックリするような実力を発見できた。アウトランダーは氷の上でどんな顔を見せてくれるのだろう。今から興味津々でiceGUARD 7もタイヤガーデンで待機中だ。 手回しよく用意したが、実はこの時点でアウトランダーはまだわが家にはない。実はこれからクルマを引き取りに行くのだ。ワクワクしないわけがない。 ということで、行ってきました! いろいろと手続きをし、辞書よりも分厚いマニュアルを渡され(きっと見ないだろうな)、基本的なレクチャーを受けた後(あーなんと新鮮なんだろう)、最後に納車式があった。お店の営業、ショールーム、サービス、多くの人が整列してあいさつしてくれる(この人たちがクルマを守ってくれるんだな。なるほど)。最後に拍手で送られて販売店を出発した。やっぱり照れるけど心遣いにちょっとうれしい。 新アウトランダーの目玉の1つ、MITSUBISHI CONNECTは担当営業のサポートでスマホにアプリを入れたところ、つまりまだ入り口。そこでマニュアルを見ないわけにはいかないだろうと観念した。高齢者には直感は働かないのだ。しかしいろんなことができそうで新しいワクワクだ。
Car Watch,日下部保雄