兵庫維新の代表選告示、参院議員と県議が立候補 前代表は衆院選・知事選に「惨敗」で引責
日本維新の会の兵庫県組織「兵庫維新の会」の代表選が15日告示され、届け出順に金子道仁参院議員(54)=比例代表=と門隆志県議(57)=同県宝塚市選出=の2氏が立候補した。届け出後に2氏による公開討論会も実施。衆院選の県内選挙区で全敗したことや、県知事選で維新が支援した候補が斎藤元彦知事に大敗したことを受け、県内での党勢立て直しなどを焦点にした戦いが見込まれる。投開票は今月22日。 【写真】吉村知事「文春バズーカ、飛んできても仕方ない」 代表選で投票できるのは特別党員(現職議員など)104人で、最多得票者が新代表となる。 兵庫維新は10月の衆院選で、県内全12選挙区に候補者を立てたが、自民党や公明党などの対抗馬に及ばず全敗。11月の知事選でも、日本維新の会を離党し無所属で立候補した前参院議員の清水貴之氏を支援したが、清水氏は斎藤氏に85万票以上の大差をつけられて敗れた。こうした結果を受け、片山大介代表(参院議員)は11月の全体会議で引責辞任を表明していた。