台風20号「チャーミー」発生 今後の動向に注意
22日(火)午前3時、フィリピンの東で、台風20号「チャーミー」が発生しました。沖縄や奄美では、24日(木)頃からは大しけとなるおそれがあり、今後の動向に注意が必要です。
台風20号「チャーミー」発生
22日(火)午前3時、フィリピンの東で台風20号「チャーミー」が発生しました。中心気圧は994hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/s。中心から半径560キロ以内では風速15m/s以上の強い風が吹いていて、大型の台風となっています。台風20号は今後、フィリピンの東を西よりに進む見通しです。 沖縄と奄美は、台風の進路によっては24日(木)から26日(土)頃にかけて、大しけとなるおそれがあります。また、台風周辺から流れ込む暖かく湿った空気の影響で雨が降りやすく、局地的に雨脚が強まるでしょう。今後の情報にご注意ください。
台風の名前
「チャーミー」は、ベトナムが用意した名前で「花の名前」に由来しています。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。
日本気象協会 本社 日直主任