「スタバのバイトがキツい」は本当?まことしやかに囁かれる噂を元バイト店員が解説
はじめましての方もはじめましてじゃない方もこんにちは。元スタバ店員でミニマリストの阪口ゆうこ(@sakaguchiyuko___)です。 スターバックスもこの時期からが本番といったところ。秋冬のかっ飛ばし方は今年も目が離せない。 ⇒【写真】ドライブスルー店限定で販売している「オールドファッションドーナツキャラメル」 ところで、皆さんはこんなに目まぐるしく新商品を発売するスターバックスに「スタバのスタッフはいつ勉強してるの?」と疑問に思ったことはないだろうか。それと同時に、まことしやかに囁かれる「スタバのバイトってキツいらしいよ」という噂の一部分を今回は紐解いていこうと思う。なお、本記事は筆者が働いていた2010~2022年の体験をもとにしていて、現在とは異なる可能性があることをあらかじめご了承ください。
覚えることがとにかく多い
スターバックスでの仕事について、ダントツでよく聞かれたのが、「スタバって覚えることいっぱいあるんでしょ?」。そう聞かれる時の相手の顔はいつも憂いに満ちていた。 ちなみに私は堂々と「ええ、覚え切れません」と答えていた。実際、私は覚え切れなかったからだ。 あの膨大な数のドリンクの、しかもドリンク4サイズ分となると、かなりの数のレシピを覚えなければならない印象だろう。しかし、レシピには法則があるので、そこでつまづくアルバイトは少ない(私はつまづいたけど)。 レシピを覚えるのは基本中の基本で、それ以降の、「カスタマイズまでルール通りに正しく迅速に作ってお客様に提供する」というところからスキルが必要になる印象だ。
次々と始まるプロモーション
次々と新発売されるプロモーション商品のことも頭に入れておかなければならない。スタッフにだけ前もって解禁される新プロモーションの情報を読み込んで、発売までに覚えなければならない情報の量は、正直言ってえげつない。 まずは、プロモーションのテーマと、プロモーションにかける思いをインプットする。 そして、期間限定のコーヒー豆の情報、ドリンクやフードのレシピ、限定販売のタンブラーやマグカップのようなアイテムのラインナップや注意点。それと同時にキャンペーンなんかも始まったりするもんだから、キャンペーンをお客様に説明できるまで理解しておく。