「これは馬鹿げているよ」去就大注目のラッシュフォード、「フェイクニュース」に苛立ち
マンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードは、過熱する報道への苛立ちをあらわにした。 マンチェスター・ユナイテッドが今冬に取るべき6つの行動とは? マンチェスター・Uの下部組織出身で、これまで公式戦426試合で138ゴールを奪ってきたラッシュフォード。FAカップとリーグカップを2回制覇、ヨーロッパリーグ優勝も経験すると、昨年には2028年までの長期契約を結んでいる。しかし、近年ではピッチ上でのパフォーマンスに加え、ピッチ外での行動に批判が集中。エリック・テン・ハーグ前監督の下では、3度にわたって規則違反による先発落ちやベンチ外の処分を受けていた。 そして、ルベン・アモリム監督の下で迎えた15日のマンチェスター・シティ戦(2-1)でもメンバー外となり、指揮官は振る舞いに対して不満を示唆。すると17日、ラッシュフォード本人は「新しい挑戦、次の一歩を踏み出すための準備はできている」と退団も匂わせ現地で物議を醸した。現在は公式戦4試合連続でメンバー外となっており、1月の退団が近づいているとも伝えられている。 そんな27歳FWは1月の去就に大きな注目が集まっており、現地メディアも連日のようにあらゆる可能性を伝えている。そうした中で『ザ・サン』は、ラッシュフォードが冬の移籍市場での退団に向け、ギャレス・ベイルらの代理人を務めてきた『CAA Stellar』に接触したと報道した。 この報道にラッシュフォード本人が反応。自身の『Instagram』に『ザ・サン』のヘッドラインのキャプションを投稿し、「この数週間でたくさんフェイクニュースが書かれているけど、これは馬鹿げているよ。いかなるエージェンシーとも会っていないし、会う予定もないんだ……」と綴った。 『テレグラフ』などは、ルベン・アモリム監督の判断をクラブ上層部が支持しており、マンチェスター・Uでの立場が厳しくなっているとも指摘している。ラッシュフォードの今後に注目だ。