原油高で注目、株価上昇傾向「エネルギー関連大本命」銘柄
都市ガス最大手、ガスのほかに電力事業を拡大、海外のガス田開発も(写真:PIXSTAR/PIXTA)
アメリカの株式市場は、インフレの進行を落ち着かせるための金融引き締めがソフトランディングにつながるのか、それとも景気減速となってしまうのか、アメリカ経済の動向に一喜一憂する状況が続いているようです。株式市場は乱高下が続き、ダウ平均は一時3万2000ドルを割り込み3万1228ドルまで下落し、ナスダック総合指数は1万2000ポイントを割り込み、1万1108ポイントまで下落しました。 インフレの動向を大きく左右している要因の1つが原油先物価格(WTI)です。ロシア・ウクライナの戦闘という不測の事態が発生したことで、原油先物価格は一時1バレル130ドルまで急騰しましたが、その後は景気減速懸念や中国のロックダウン等による需要低迷によって100ドルを割り込む水準まで下落し、このまま落ち着いた動きになるのかと思われました。
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横山 利香