角田裕毅、オランダのF1ファンからレッドブルに相応との評価?「フェルスタッペンの相棒は誰が務めるべき?」の蘭メディア投票でダントツトップの得票率|F1
今季、トラック上で明確な結果を示している角田裕毅は、ヨーロッパの熱心なF1ファンからも多くの支持を集めているようだ。 オランダの専門メディア『Racing News 365』は“2025年レッドブルでマックス・フェルスタッペンのパートナーは誰が務めるべきか”というテーマの投票企画を行った。 この選択肢については“現実的な候補者として、現職のセルジオ・ペレス、カルロス・サインツ、ダニエル・リカルド、角田裕毅の4人を対象にした”と伝え、オランダメディアということもあり、フェルスタッペン支持者を中心としたF1ファンから、幅広く投票を募ることに。 すでに投票は受け付け終了となっている。総投票数2332票となり、次のような内訳となった。 セルジオ・ペレス:2.83% カルロス・サインツ:9.43% ダニエル・リカルド:1.59% 角田裕毅:84.61% その他:1.54%
以上のように、角田については84%を超える突出した得票率となっている。投票数から割り出すと、角田は1970票以上の支持を集めたことになる。 現状を踏まえ”ある程度ペレスが現実的な線ではないか”と記したうえで、記事内では角田について活躍ぶりを強調した。 「ツノダはVCARBで非常に印象的なシーズンを送っている。チームメイトのダニエル・リカルドを総合的に上回る成績を残しているのは、誰もが認めるところ」 「リカルドは今シーズン、グランプリ決勝でまだ1ポイントも獲得していない(スプリントレースでは5ポイント奪取)が、ツノダはオーストラリアとマイアミでの7位入賞を含めて18ポイントを獲得(スプリントレースの1ポイントを合算すると19ポイント)している」 「しかし、ドライバーズランキングで10位に付けているにもかかわらず、レッドブルはツノダを好意的に見ていないようだ。もし彼がレッドブルを離れるのであれば、別のシートを探すことになるかもしれない」 もちろんこの投票については、オランダのF1メディアによるものであり、得票率がそのままF1ファンの支持やムーブメントを示したものではない。それでもオランダのF1ファンは、フェルスタッペンの相棒として日本人ドライバーは相応の出来だと、現状のレース内容から見ているようだ。