40日遅れ二期作米の田植え 沖縄・渡嘉敷
渡嘉敷村渡嘉敷区の田んぼで二期作米の田植えが9月中旬ごろから約40日遅れで始まった。 【写真】「元ちゃん」前川守賢さんが一日署長
村内で唯一、稲作を営んでいる住民の下地敏之さん(63)=渡嘉敷区=は、島内で初めて山形産の「はえぬき」を取り寄せて苗づくりをしたが、生育不純で田植えが遅れたという。一方で、「一期作は台風もなく、順調に育ち豊作となった。島民から島産米はおいしいと評判も良い。二期作も豊作を期待したい」と声を弾ませ、12月の収穫を心待ちにしている。 下地さんは、4年前から島に戻り、高齢化や後継者不足などで遊休地となっている田畑を耕し、稲作農業の活性化を図ろうと意気込んでいる。現在、約3千坪の田んぼで米を生産し、島内外で販売している。
The Ryukyu Shimpo Co., Ltd