<G20大阪サミット>一般道・阪神高速などの交通規制まとめ
大阪市住之江区のインテックス大阪で28、29両日に開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)の開催により、大阪府内の高速道路や一般道で通行止め規制が実施され市民生活への影響ははかりしれない。大阪府警は交通規制期間中の「マイカー利用の自粛」「業務用車両の運行調整」などを広く呼びかけている。 【拡大図】「G20」大阪市内9エリアの一般道で交通規制・阪神高速、関空連絡橋規制図も
大阪市内9つのエリアで一般道の交通規制
一般道の交通規制については、首脳らが宿泊するホテルや会合会場がある同市内の9か所で行われる。また各国の要人の多くは関西空港から入国し、同市内のホテルに宿泊する予定となっている。そのため空港とホテルの間、サミット会場となるインテックス大阪に移動する際は、高速道路が一部通行止めとなる。 発表によると、27日ごろから30日ごろまでの4日間、一般道で交通規制が行われるのは大阪駅、中之島、天満、大阪城、本町、難波、上本町、天王寺、南港の9つのエリア周辺で行われる。
首脳らの移動時間は特に決められていない「規制はいつやるかわからない」
しかし、これらの規制が行われる時間が決まっていない。大阪府庁のサミット協力室関係者は「首脳らは特に決められた時間に移動するわけではないため、規制はいつ行われるかわからない」と話す。 大阪府警によると、これらの規制の際には迂回路を設けるが、多くの市民が通常のように車を使った場合、様々な路線から迂回する車両が集中し、大渋滞となることが予想される。 大規模かつ長時間の交通規制を実施時も、必要やむを得ない車両が走行していただくため、そのため大阪府警では「マイカー利用の自粛」「業務用車両の運行調整」を呼びかけている。
阪神高速27日、28日の通行止め区間まとめ
また、阪神高速は27日から30日まで、首脳らが、空港や会議場、ホテルなどへの移動の際、阪神高速環状線を中心に移動するため、環状線など合わせて10路線で、早朝から深夜までが全面通行止めとなる。 通行止め区間は次のとおり。 ◇27日、28日の通行止め区間 ・1号環状線:全線 ・4号湾岸線:(上り)りんくうJCT→天保山JCT、(下り)天保山JCT→石津出口 ・5号湾岸線:(上下)天保山JCT⇔北港JCT ・6号大和川線:(上下)三宝JCT⇔鉄砲出入口 ・11号池田線:(上下)環状線⇔豊中南出入口 ・12号守口線:(上下)全線 ・13号東大阪線:(上り)東大阪JCT→環状線、(下り)環状線→森ノ宮出口(下り) ・14号松原線:(上り)平野入口→環状線、(下り)環状線→文の里出口 ・15号堺線:(上り)南開JCT→環状線、(下り)環状線→汐見橋出口 ・16号大阪港線:(上下)全線