自己肯定感をあげる3つの読書改善テクニック|印象に残ったところは2重に折っておく
3. 気になったらアクションを起こして記憶に定着させる
読書をする中で、気になった部分に対してアクションを起こすことで脳が活性化されて、記憶に定着しやすくなります。 私の場合は、気になった部分があったらページの隅を折り、特に印象的な部分があったら2重に折るようにしています。こうしておくと、次にその本を開いた時に、印象に残ったところをすぐに見つけることができます。 あと、周りの人に本の感想を伝えることも効果があります。本に興味のある会社の仲間や友人を見つけて、話してみてください。自分の記憶定着と相手の好奇心をともに満たす一石二鳥の時間になるはずです。 本を買ったけど読まずに積読が増えてしまっているという人もいるでしょう。また、本を読むのが億劫で、切り抜き動画などを見て知識を得たつもりになっていることに不安を感じる人も増えているかもしれません。 ついネガティブに捉えがちですが、これはどちらも肯定的にとらえていいと私は思います。 本を買うほどの好奇心や、知識を得たいという気持ちを持つ自分を大切にできれば、確かな知の集積である「本」に自然と手が伸びるはずです。 人はある日突然変わることはできません。理想の自分に近づくために大切なのは継続的な習慣です。ご紹介した内容がそのきっかけになることを願っています。 大賀康史 2001年早稲田大学理工学部機械工学科卒業、2003年早稲田大学大学院理工学研究科機械工学専攻修了。2003年にアクセンチュア(株)製造流通業本部に入社。同戦略グループに転属後、フロンティア・マネジメント(株)を経て、2013年6月に株式会社フライヤーを設立。 著書に『最高の組織』『ビジネスエリート必読の名著15』(ともに自由国民社)、共著に『7人のトップ起業家と28冊のビジネス名著に学ぶ起業の教科書』(ソシム)『ターンアラウンド・マネージャーの実務』(商事法務)がある。
ライフハッカー・ジャパン編集部