憧れの「寝台列車」で旅に出たい! 四国まで行く場合の費用はどのくらい?「サンライズ瀬戸・出雲」について解説
飛行機や新幹線が長距離の一般的な移動手段になる中で、定期運航で今もなお存在し続けている寝台列車としてサンライズ瀬戸・出雲があります。そこで本記事では、四国行き寝台列車「サンライズ瀬戸・出雲」を参考にして、寝台列車の設備や料金などを解説します。 ▼新幹線で1人で「2席分」の購入はNGなの? 規則を確認
四国行き寝台列車「サンライズ瀬戸・出雲」とは
「サンライズ瀬戸・出雲」とは、夜に東京を出発して朝に四国へ到着する寝台がついた夜行列車です。列車の中に個室があり、寝台が用意されています。「サンライズ瀬戸・出雲」は途中まで一緒に走り、岡山駅で「サンライズ瀬戸」と「サンライズ出雲」に分かれます。 個室には、コンセントや寝間着なども用意されているため、ホテルにいるような感覚で列車移動が可能です。お酒を飲んだり夜食を食べたりして、眠くなったらそのまま寝ることもできるため、飛行機や新幹線とは違う楽しみ方ができるでしょう。 ■寝台のタイプ 寝台のタイプは、以下の6種類があります。 ・シングルデラックス 1番ハイクラスの個室で、ゆったりしたベッドに洗面所やデスクまであるビジネスホテルのような個室 ・サンライズツイン カップルや友達との旅行におすすめの2人用の個室 ・シングル 列車の中で最も多い個室で1番ベーシックな1人用個室 ・シングルツイン 寝台が2段ベッドのように上下に分かれている個室 ・ソロ スペースがベッドのみで、シングルよりももっと簡易的な個室 ・ノビノビ座席 個室ではありませんが、足を伸ばして横になれ雑魚寝ができる指定席 ■料金 「サンライズ瀬戸」と「サンライズ出雲」の片道運賃を確認していきましょう。閑散期や繁忙期などによって金額は変動するため、目安として確認してください(図表1)。 図表1 寝台料金
筆者作成 ・サンライズ瀬戸(東京~高松) 計算方法は運賃(1万1650円)+特急料金(3300円)+寝台料金(図表2) 図表2
筆者作成 ・サンライズ出雲(東京~出雲市) 計算方法は運賃(1万2210円)+特急料金(3300円)+寝台料金(図表3) 図表3