山口県教育委員会は、2026年度に下関西高校と岩国高校に設置する併設型中学校について、校名や定員、入学選抜の方法などを公表した。校名は下関西高付属中と岩国高付属中で、定員は両校とも1学年60人。選抜方法は記述式課題のほか、個人面接などが行われる。 　県教委によると、両校の入学選抜は、同じ中高一貫教育校の下関中等教育学校を加えた3校同一の記述式課題と個人面接を実施する。各校の裁量で集団面接を行う可能性もあるという。初年度の入学選抜は、下関中等を合わせて25年12月20日に行う。両校とも部活動は設置しない。 　両校は難関大への進学に必要な学力などの育成を目的に設置。6年間の中高一貫の強みを生かし、高校の学習内容を先取りし、大学進学に向けた学習に取り組む。大学や企業などと連携してグループ研究、海外研修の実施も予定している。