大わらじ踏み1年健康に 長野県松本市の大安楽寺で12、13日に大祈祷会
長野県松本市女鳥羽2の大安楽寺(三澤宥智住職)で、厄除けや健康の御利益があるとされる「大わらじ」が完成した。踏むと足の裏から病や悪い気を吸い取る言い伝えがあり、12日と13日に開かれる「厄除(やくよけ)観音大祈祷(きとう)会」で参拝者を迎える。 昨年9月から三澤住職が1人で編み、今月5日に出来上がった。大きさは、縦約8メートル、幅約3・6メートルある。信者から寄進されたわらを1週間かけてすぐり、毎日夜に約3時間作業して作った。昨年の大わらじも大祈祷会で本堂前の参道に敷く。53年大わらじを編んでいる三澤住職は「身を託して、幸せで明るく心豊かな人生を過ごしてほしい」と願っている。 大祈祷会は両日とも午前9時からで、祈祷は、12日が午前9時半~午後7時40分の間、13日は午前9時半~午後3時半の間で、約50分おきに受け付ける。問い合わせは大安楽寺(電話0263・33・0870)へ。
市民タイムス