「エモい、安い、旨い」グランプリ開催地・静岡競輪場グルメを実食 名物は“超希少部位”絶品静岡おでん!
11月にオープン!『高木商店』
つぎにお伺いしたのは、改修後の11月から出店を始めたという『高木商店』。店頭でたこ焼きを焼いていたのは「コテコテの関西人です」という店主。 「浜松オートでも営業していて、このたび静岡競輪場にも出させていただくことになりました」 なんだか競輪選手のような屈強ないで立ちに「もしかして元選手ですか?」と聞いてしまったが、「いやいやこの道30年です」と笑顔。カメラを向けると、無駄のない動きでたこ焼きをクルクルと焼いてくれて、いい香りがただよう。 たこ焼きのお味はソースマヨ、辛口ソースマヨ、だし醤油の3種類で、いずれも8個入550円。こちらもお財布に優しい価格設定で嬉しくなる。
冬の人気グルメ『たい焼き』でほっと一息
年の瀬に行われるKEIRINグランプリ。寒さはもちろん、静岡といえば“遠州のからっ風”と呼ばれる強い北風も有名で、現地では温かい食べ物が恋しくなるはず。 そんな冬にぴったりのグルメが『たい焼き』だ。こだわりの餡を使用した定番のつぶあんに、カスタードクリームとチーズクリームを加えた3種類を用意している。いずれも1枚150円とリーズナブルで、店主も「冬はたい焼きがよく売れますね」と話す。 ここは定番のつぶあんをいただくことに。ホカホカ温かいたい焼きは、たっぷり詰まった餡の甘みがほっとする。皮の部分も香ばしく、パリパリに焼けたバリが美味しい! 競輪場グルメで甘味メニューはやや珍しく、お祭り気分にもなれる“粉もん”が揃った『高木商店』は家族連れにもうれしいお店だ。
競輪場には珍しい本格寿司店も!
このほかにも場内には3店舗の飲食店がある。今回編集部では訪ねることができなかったが、なかには競輪場では珍しい寿司屋もあり、いつもお客さんで賑わっているのだそう! 静岡市中央卸売市場に本店を構える本格的な寿司店だそうで、店頭のメニューには「にぎり寿し」「鉄火丼」「とろ刺身定食」などいかにも美味しそうな文字が躍っている。 格安グルメも贅沢なお寿司も味わえる静岡競輪場。KEIRINグランプリシリーズで本場に足を運ぶ皆さんには、レースのお供に競輪場グルメを楽しんでいただき、美味しく2024年を締めくくってほしい。