秋を彩る一面の黄色いじゅうたん、上越市安塚区でヤナギバヒマワリ見頃
新潟県上越市安塚区でヤナギバヒマワリが見頃を迎えている。旧安塚町時代の1980年代、住民が各所に植え始めたもので、現在区内に約200万本が咲く。旧安塚中学校裏の花畑では、黄色の可憐な花を付けた約8000本が風に揺れ、多くの人を楽しませていた。 ヤナギバヒマワリは北米原産で花の大きさは直径5センチほど。旧安塚中裏では「NPO雪のふるさと安塚」が毎年草刈りや株分けなどの手入れをしている。NPOによると、今年の開花時期や花の付きは例年並みだが、猛暑の影響で背丈は低いという。 自然に親しむ授業の一環で訪れた区内のやすづか学園6年の女子児童(11)は「小さくてとてもかわいい。一面に咲いている様子は本当にきれいです」とうれしそうに話した。 見頃は1週間ほど。10月14日まで旧安塚中裏のメイン会場「案内所いっぷく処」で区内のヤナギバヒマワリスポットを案内している。同時期に、個人宅などの庭を開放するオープンガーデンを巡ってスタンプを集めるイベントも開催している。 問い合わせは、NPO雪のふるさと安塚、025(592)3880。