広島からサプライズ!? “ザック”にお任せ!!
■勝利の方程式再建へ そんな土田投手の今季の成績は表1の通りで、16試合に投げて自責点0は評価に値する。ウインターリーグでも7試合連続無失点に抑えた経験があるように、安定感が飛躍的に増している。そこで表3に示した「巨人1軍リリーフ陣の塁状況別被打率」をご覧いただきたい。現在不調で2軍落ちした西村投手に至っては、走者の有りなしに関わらず、3割を超える被打率となっている。山口投手が「走者なし」で5割超え、マシソン投手も「得点圏」では4割を超えるなど、各人それぞれに問題を抱える今のリリーフ陣。そんな中、カテゴリーが違うとはいえ、土田の2軍での成績は1軍で試してみたくなる数字だ。西村が不在の1軍リリーフ陣に、今一番勢いのある土田を投入することで、勝利の方程式再建へ希望の光が灯るのではないだろうか。 (株)日刊編集センター