40代で気づいた「実は持っていなくても問題なかったモノ」3つ。掃除もしやすくなった
1:家電の炊飯器は持たない
お米は炊飯器で炊くものと思ってる方がたくさんいるけど、炊飯器に限ることはない。私も長年そうだった。育ちの良さからか、とっても素直に「お米を炊く=家電で」というものだと思っていた。しかし心のどこかで、炊飯器の汎用性の低さが気になっていた。 炊飯器は「炊飯のためのメカ」なのだ。最近では炊飯器でカレーを作ったり肉じゃがを作ったりというアイデアをSNSで見かけるが、「炊飯器でカレー作ったらお米のほうどうすんのさ。鍋でお米を炊けるならソレ要らないやん」と、思っている。
お米の炊き方は超簡単
お米と水を計量して鍋に入れて火にかける、強火で沸騰したら弱火に。お鍋でもフライパンでも、お米の炊き方はざっくりと説明するとこれだけだ。炊飯器にお任せの方には「そんなに簡単なの?」と、びっくりされることも多い。 お米を洗って適当に水を入れて、強めの火で5分炊く。 沸騰したら弱火で10分。こちらで完成。このとおり、炊飯器の早炊きコースよりも早い。さらに美味しく炊こうと思ったら、最低でも30分は浸水させる、加熱終了後も蒸らしの時間をおく、この2つをすればよい。……と、そこらじゅうで聞く。しかし、私の舌がバカなのか、なんでも美味しく感じるめでたい性格だからか、はたまた両方なのか。いや、多分両方か。とにかく、私はそこまで大きな違いがわからない。とにかく毎日15分程度でお米を炊いている。 食洗機で洗える鍋でサッサと炊けるほうに慣れてしまうと、パーツが多く手洗いを要する炊飯器で炊くことが億劫になってしまった。内蓋を洗って、パッキンを外して、カピカピになった周りも拭いて……。今も思い出せば面倒臭い気持ちが蘇って、自然と遠い目になってしまう……。 家電が減るメリットは、とにかくスペースがスッキリする、面倒臭いメンテナンスが減る。そして、どんなお鍋でもフライパンでもお米が炊けるというのは、持っていて損のないスキルだ。
シンク周りの三角コーナーや洗い桶や水切りカゴ
フツーに「嫌だなぁ」と思いながらいつも扱っていたのは、キッチンシンクの中に巣食う、生ごみを受ける三角コーナーと、汚れた食器を水に漬けておいたり布巾を水で洗ったり漂白の際に使う洗い桶。そして、洗い終わった食器や鍋を受ける水切りカゴ。 なんの義理も恩もないので、はっきり言わせてもらうが、上記のシンク周り3点がなくなると、この上なく清々した。