角田裕毅「アップデートは想定と違った」スペインGP以降苦戦続きの現状を語る…次戦ハンガリーGPまでのバランス改善なるか|WEDNESDAY F1 TIME
第12戦イギリスGPを終えたVCARBの角田裕毅が、スペインGPで持ち込んだアップデートについて語っている。ここ3戦は大きな上積みとなっていなかったが、やはりチームとしても想定外の状況だったようだ。 【動画】ルイス・ハミルトンが地元イギリスGPで今季初優勝!2021年サウジアラビアGP以来3年ぶり勝利&通算104勝目 角田は『DAZN』の『WEDNESDAY F1 TIME #20』にリモート出演。番組MCのサッシャ氏が“3連戦お疲れ様でした!”と口にすると、角田は「ありがとうございます。(3連戦は)疲れました」と率直に語っている。 「3週連続でも、ヨーロッパだから。正直慣れてはいるので、普通なのかなと思うんですけど。後半戦にかけて、さらに国が違う3連戦がある」 「飛行機で飛ぶ時間がさらに増えて、その方がきつくなると思う。今はまだ全然まだいいと思うんですけど」
今季のカレンダーでは、終盤の6レースがアメリカGP(10月18~20日)、メキシコGP(10月25~27日)、サンパウロGP(11月1~3日)、ラスベガスGP(11月21~23日)、カタールGP(11月29日~12月1日)、アブダビGP(12月6~8日)と、大移動となるトリプルヘッダーが2度続く状況となる。この過密日程は角田としても懸念材料となっているようだ。 サッシャ氏が“前回は(スペインGPの)アップデートが楽しみって言っていました。アップデートしてみたら想定と違ってたんですか?”と尋ねると、角田は「想定と違っていた」と同意し、状況を説明している。 「アップデートはやっぱり想定と違っていて。一応僕らが予想した働き、ダウンフォースの量は増えてはいたんですけど。ただ、高速コーナーに対してのパフォーマンスを上げたために、低速コーナーのパフォーマンスを落としたぶんもあった」 「予想より落ちていたということもあったし、パフォーマンスを上げたところ、逆にその落差も大きかった。たとえばコーナーに入っていったときの落差が、普段より感じるようになった」
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