初日大敗も二予で別線圧倒した地元・窓場千加頼「準決勝は一段と集中力を高めたい」/向日町競輪G3
向日町競輪場の「万博協賛 開設74周年記念・平安賞(G3)」が6日に2日目が開催された。2日目の二次予選の10Rを走った窓場千加頼(32歳・京都=100期)に話を聞いた。 初日特選は北井佑季を叩き切るも力尽きて大敗となった窓場。二次予選は初日の分もとかなり気合が入っていたことだろう。二次予選は黒沢征治を突っ張り、勢いよく仕掛けてきた原大智-櫻井正孝の3番手を確保。最終ホームから捲って他線を圧倒した。 「9車で後方になるのはまずい。そこを避けようと思った。黒沢君の先行力は驚異だし、後ろに置きたかったので突っ張った。あとは流れでという感じです。そのあとに原君が勢いよく来たけど、原君はオリンピアンでポテンシャルもある選手なので警戒していました。ただ、原君もかなり勢いよく行ったので、詰まるのが早かった。なので、最終ホームで踏んだ感じです。脚の感じは悪くないし、気持ちも前々に攻めることができている」とレースを振り返った。 そして、「昨日(初日特選)はお客さんに期待してもらったのに応えることができなかったけど、切り替えるのが大事だと。しっかり集中もできたし、準決勝は一段と集中力を高めたい」と準決勝に向けて意気込んだ。 改修前最後の地元開催ということもあり、前検日から気合が入っていたが、「もちろん優勝を」の気持ちは強い。準決勝は10Rで同じく地元の山田久徳に椎木尾拓哉が3番手を固める。山田も同じく「優勝」を目指し気合十分。「脚の感じはかなり良い」という山田との地元ワンツーにたくさんのお客さんからも注目が集まる。(アオケイ・宮本記者)