蓮舫氏「今時間があるのでよく街を歩いている」マザーズセレクション大賞発表会
前参院議員の蓮舫氏が3日、都内で行われた第16回マザーズセレクション大賞・受賞発表会に出席し、開会の辞を述べた。蓮舫氏は日本マザーズ協会特別顧問をつとめている。 蓮舫氏は「何もないところから自分の経験や想像でどんな商品をつくっていくのか企画立案から試行錯誤して商品を開発し、販売にいたるまで大変な努力だったと思う」と受賞者たちをねぎらった。 現在27歳の双子の息子をもつ蓮舫氏は、受賞作品の「真空ポンプ式鼻水吸引器 知母時」について、「子供って鼻の穴が小さくて鼻が詰まるじゃないですか。綿棒入らなくて、楊枝はやばいじゃないですか。どうしようかなと思って当時吸引するのは長い管だったんですよ。あれは吸われる方もきついし、すう方もやめるタイミングが分からない。今回こういう商品が出ているのはかゆいところに手が届く、欲しいものだと思った」と語った。 そして、「今ちょっと時間があるのでよく街を歩いてるんですけども」と議員ではない現在に触れ、「ベビーカーもずいぶん軽くなっておしゃれだし、こんなに使い勝手がいいのか。多くの人が使ってくれる人たちの気持ちをわかってくれる社会はあったかいなとすごく思います」とやさしい表情。「第一次ベビーブームのときには、生まれた赤ちゃん270万人いました。去年は72万人。でもそれでも今なかなか経済的に厳しい時代でも子供を産みたいと判断する人たちを支えるのは、いつの時でもその方々を支えたいと思う皆様の温かい気持ちだと思います」と続けた。
報知新聞社