マツダ サバンナGT(昭和47/1972年9月発売・S124A型) 【昭和の名車・完全版ダイジェスト070】
MOTORSPORT「スカイラインGT-Rの50連勝を阻止」
サバンナGTは「サバンナRX-3」の名で 昭和46年12月の「富士ツーリスト・トロフィー」に参戦。50連勝のかかったGT-R勢がリタイアし、加茂進/増田建基組のRX-3がデビューウイン。47年3月の「富士GCシリーズ第1戦」ではGT-Rが勝利を収め50勝目をマークしたが、5月の日本グランプリでは片山義美のRX-3が優勝した。
SPEED TRIAL「レーシングサバンナが237.23km/hを記録」
モーターマガジン誌:昭和50年9月号に、レーシングRX-3のテストレポートが載っている。オーバーラップが大きくなるために高回転が得意となるペリフェラルポートのロータリーエンジンを積む釡塚RX-3は推定250psのパワーをフルに発揮して237.23km /hの最高速をマーク、0→200m=9.11秒、0→400m =13.4秒の加速力を記録している。
マツダ サバンアGT(S12A型)諸元
●全長×全幅×全高:4065×1595×1335mm ●ホイールベース:2310mm ●車両重量:885kg ●エンジン型式・種類:12A型・2ローター ●排気量:1588cc ●最高出力:120ps/6500rpm ●最大トルク:16.0kgm/3500rpm ●トランスミッション:5速MT ●タイヤサイズ:Z78-13-4PR ●新車価格:79万5000円
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