【立浪和義の「超野球論」】衣笠祥雄さんの思い出
色褪せぬ大記録
素晴らしい人格者でした
大先輩の衣笠祥雄さんが4月23日にガンで亡くなられました。衣笠さんは広島で1987年までプレーされた方ですが、私がドラゴンズに入団したのは翌88年ですから、ちょうど入れ違いとなります。プレーについては、テレビ画面を通してしか拝見していませんが、体を目いっぱい使ったフルスイングと強烈なホームランが印象に残っています。 最後の年、87年にメジャー・リーグのルー・ゲーリッグ(ヤンキース)が作った当時の世界記録2130試合を抜き、新記録を作られたときの映像もテレビで見ました。最終的には2215試合ですよね。決して大きな体ではありませんでしたが、17年にまたがり、休まず試合に出続けた。私自身、その記録の・・・
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週刊ベースボール