世界最高学府でも注目!「やる気ゼロ」でもすぐ行動できる技術 先延ばしをなくす「心の勢い」のつくりかた
「体はすこぶる元気、睡眠時間だって十分。なのに心がついていかない」 「どうして、こんなに気分がパッとしないんだろう?」 「最近どうも頭がスッキリと働かない。集中ができない」 そこにいるのは「すぐ動けない自分」です。 ■「動けない自分」は「本当の自分」ではない こんな毎日が続くと 「ああ、またやってしまった」 「だから自分は、ダメなんだ」 と、まるで 「すぐ動けない自分」こそが、自分自身の本質かのような錯覚が生じ、余計に気分が落ち込んでしまうようになります。
そう自分を責めたくなるのは、「すぐ動けない自分」とは正反対の人も、いるからです。 やるべきことを、すぐやれる人。 さっきまでコーヒーを飲みながらのんびりと時間を過ごしていたと思ったら、次の瞬間スッと立ち上がって、サクッと行動に移せる人。 あなたのまわりには、そんな「すぐ動ける人」は、いませんか。「面倒くさい」「失敗するかもしれない」「なんだか疲れている」「何の意味があるのかわからない」「明日やればいいか」といったネガティブな想念は、多かれ少なかれ誰にでもあるもの。
しかし、それを突破できる人とできない人がいるのです。 なかなか動き出せない人と、すぐに動ける人の違いは、どこにあるのでしょう。 やる気や、根性でしょうか。 それとも、持って生まれた性格でしょうか。 確かに、やる気と根性のボルテージが高く備わっている人は、すぐに動ける傾向があります。 幼い頃から「この子は活発で」と親に褒められて育った人なのかもしれません。 そのような人はあれこれ考える前に行動できて、やるべきことを先延ばしにすることもありません。
でも、私たちはこうも思うのです。 やる気があってもなお、やる気に火をつける「着火剤」を、私たちの心は必要としています。 着火剤がなければ心の勢いは生まれず、電話一つかけるのだって苦労します。 逆に、心に勢いがあれば、さまざまな理由で行動をためらいがちな私たちを、前へ前へとプッシュしてくれるでしょう。それは、仕事や人生を大きく好転させる力になるに違いありません。 ■ChatGPT創業者も「勢い」を重要視