携帯電話の3G回線終了後は4Gスマホに買い替えるべき? 5Gスマホに買い替えるべき?
2023年10月に発売されたGoogle Pixel 8も5G対応機種。価格は128GBで112,900円、256GBで122,900円。 なお、2024年5月に発売された廉価版であるPixel 8aも5G対応スマホです。ハイエンドの5G対応スマホが欲しいものの、価格が10万円を超えるのは厳しいという場合は、7万円ほどで購入可能なPixel 8aを狙うのも一案でしょう。もちろん最新のiPhone 16やGoogle Pixel 9も5G対応スマホです。 ■2024年現在、都市圏以外は5G非対応地域が多い
なお2024年現在、5Gの普及は着実に進んでいますが、都市圏以外では依然として5G非対応地域が多く存在します。たとえば筆者の祖父母宅は長野県にあります。しかし、祖父母宅の最寄り駅はauが公開する「5G対応を行った商業地域」には掲載されていません。 地理的な制約や設備投資の問題から、全国的な普及にはまだ時間がかかるでしょう。5G未対応地域で5Gスマホを所有していても、実際に利用するのは4Gとなるため「意味がない」という考え方もできます。
ガラケーに使用感が近い「ガラホ」を使う場合は4Gスマホが主流
ガラケーの使用感に慣れている方や、スマホへの移行に不安を感じる方には、「ガラホ」がおすすめ。ガラホは従来のガラケーに似たデザインと操作性を持ちながら、4G回線に対応しているため、3G終了後も継続して使用できます。 多くのガラホは、シンプルな機能と使いやすさを重視しており、高齢者や複雑な操作を避けたい方に適しています。 ■ガラホとガラケーの違い
ガラホとガラケーの主な違いは、通信規格と搭載されているOSにあります。ガラケーが主に3G回線を使用するのに対し、ガラホは主に4G回線に対応。また、ガラホは主にAndroidを採用しており、アプリをインストールすることが可能な機種も存在します(※機種によってはプリインストールのアプリのみ利用可能な場合もあり)。 ガラホは、ガラケーの使いやすさを維持しつつ、より高速な通信と一部のスマートフォン機能を利用できる中間的な選択肢と言えるでしょう。 ■主なガラホの機種 代表的なモデルにはドコモの「arrows ケータイ ベーシック F-41C」が挙げられます。これらの機種はガラケーに通じる大きな文字表示や簡単な操作など、「ガラケーを踏襲した使いやすさ」を重視した機能を搭載しています。 一方でガラホは「4G対応機種」は数多く存在する一方、5Gには未対応の機種もあります。ガラケーのような操作性よりも「5G対応」を重視する場合、ガラホは選択肢から外れる可能性もあります。 3G回線終了に伴っての買い替えでは『ガラケーのような操作性を重視する』のか、せっかくなので『ハイエンドスマホに乗り換え、高速通信も重視する』のかを検討することをおすすめします。
オトナライフ