福島県でバックカントリースキー遭難の男性、元日も見つからず…2日朝から捜索再開
福島県北塩原村の西大巓(にしだいてん)(1982メートル)付近の山中で、12月30日にバックカントリースキーをしていて遭難した東京都の会社員男性(52)について、県警などは1日朝から捜索を行ったが、発見できなかった。2日朝から捜索を再開する。
発表によると、1日は午前7時頃から、県警や消防、地元山岳会のメンバーら約20人が捜索を開始。上空からは群馬県の防災ヘリが捜したが、男性が遭難したとみられる現場は、数メートルの積雪や悪天候で捜索が難航しているという。
男性は12月30日午後4時40分頃、「片方のスキー板をなくし、身動きがとれなくなった」と110番した。通報時に1人で入山し、けがはないと説明していた。男性のスマートフォンは、31日午前3時頃から電源が入っていない状態という。