フィオレンティーナとの上位対決を快勝で制したナポリが首位浮上【セリエA】
セリエA第19節、フィオレンティーナvsナポリが4日に行われ、0-3でナポリが快勝した。 2024年最終戦の前節ユベントス戦を引き分けに持ち込んだ5位フィオレンティーナ(勝ち点32)は、前節恩返し弾を決めたケアンが先発となった。 一方、前節ヴェネツィアにウノゼロ勝利として首位アタランタに勝ち点で並んだ2位ナポリ(勝ち点41)はクワラツヘリア、ポリターノ、ボンジョルノの主力3選手が負傷欠場となった中、スピナッツォーラが左ウイングに入った。 序盤の主導権争いを経て15分、ナポリが先制しかける。ボックス左でルカクとのパス交換からオリベラがネットを揺らしたが、オフサイドに阻まれた。 さらに18分、スピナッツォーラがカットインシュートでGKデ・ヘアを強襲すると、攻勢を強めたナポリが29分に押し切る。ルカクのポストプレーを受けたネレスがドリブルで切れ込みボックス右へ。右足でニア天井を打ち抜いた。 失点したフィオレンティーナは35分、すかさず追いつきかけるが、ケアンがネットを揺らしたシュートはハンドを取られてノーゴールに。 ハーフタイムにかけてはフィオレンティーナが前がかったが、ナポリが1点のリードを保って前半を終えた。 迎えた後半もフィオレンティーナが押し込む流れが続くも、53分にナポリがPKを獲得。ザンボ・アンギサがボックス左でモレノからボールを奪い返すと、モレノにスライディングタックルで倒された。 このPKをルカクが決めてリードを広げたナポリは、フィオレンティーナの攻勢をGKメレトとラフマニの好守で凌ぐと、68分に決定的な3点目。アンギサの左クロスのルーズボールをマクトミネイが蹴り込んだ。 このまま3-0で快勝したナポリが新年初戦を制し、消化試合が少ないアタランタをかわして首位に浮上した。 フィオレンティーナ 0-3 ナポリ 【ナポリ】 ダビド・ネレス(前29) ロメル・ルカク(後9)【PK】 スコット・マクトミネイ(後23)
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