ドイツが世界に誇る「2人目の宝」【ワールドサッカーダイジェストのザ・ジャーナリスティック】
1試合当たり0・91ゴールという歴代屈指の得点率を
レーブ監督が「毎試合プレーするだろう」と発言するなど、代表で不動の地位を築きつつあるニャブリは、新世代の旗頭となる存在だ。(C) Getty Images
圧巻だったのが、4ゴールを挙げたCLトッテナム戦のパフォーマンス。入団2年目のバイエルンだけでなく、いまや代表でも重要な戦力に成長したニャブリは、クロップとともに世界に誇れるドイツ・サッカー界の宝だ。(文:ルドガー・シュルツェ/訳:安藤正純 2019年11月7日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック ドイツ』を転載) ―――◆―――◆――― ゴールセレブレーションは選手によってさまざまだ。なかでも個性的なのが、セルジュ・ニャブリのパフォーマンス。左手を皿に見立てて、その皿の中身をスプーンでかき混ぜるように右手をグルグル回す。これはNBAのヒューストン・ロケッツのスター選手、ジェームズ・ハーデンを真似たもので、“クッキングセレブレーション”とも呼ばれている。 そのパフォーマンスを何度も目にすることになったのが、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグル
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