アステリア、EAI/ESBツール「ASTERIA Warp」とLINE WORKSを連携させる「LINE WORKS アダプター」を提供開始
アステリア株式会社は29日、企業データ連携(EAI/ESB)製品「ASTERIA Warp」と、LINE WORKS株式会社のビジネスチャット「LINE WORKS」との連携を実現する専用アダプタ「LINE WORKS アダプター」を提供開始すると発表した。社内システムやクラウドサービス上のデータを定期的に取得し、情報をLINE WORKSに投稿できるという。 ASTERIA Warpは、さまざまなシステムやサービスと連携し、業務の自動化・効率化やデータの活用をノーコードで実現できるデータ連携ツール。 一方の「LINE WORKS」は、チャット機能を中核とした法人向けのコミュニケーションツール。LINEのような操作感のチャット(トーク)やスタンプ、タスク、アンケートなどさまざまな機能を搭載しているほか、2024年5月には、「LINE WORKS」上でのチャットボットの作成や通知機能を強化するリアルタイム連携アプリ「Incoming Webhookアプリ」が提供開始され、複雑な設定や専門知識がなくても、各種外部サービス/システムからの通知をリアルタイムでトークルームへ反映できるようになった。 アステリアは今回、このシステム連携をさらに効率化するため、ASTERIA Warpの「LINE WORKS アダプター」を開発。Incoming Webhookアプリにサードパーティ製品として初めて対応した。 同アダプタを利用することで、クラウドサービスを含めた各種社内システムとLINE WORKSをノーコードで連携でき、LINE WORKSのトークルームに、社内システムなどからの情報を自動的に送信可能になったとのこと。 「LINE WORKS アダプター」の利用料金は無償で、ASTERIA Warp/Warp Coreシリーズ全エディション(ASTERIA Warp 2406 以降)に対応している。
クラウド Watch,石井 一志