オフラインマップ取得の参考画像

iPadの大画面は、旅先での地図表示や屋外でのナビゲーションにも最適です。一方、モバイル通信に非対応の「Wi-Fiモデル」を使っている場合には、外出先で通信環境を確保しづらいため、オフラインマップ機能を活用するための準備が欠かせません。 【操作手順を画像で詳しく見る】 そこで本記事では、iPadOS標準の「マップ」アプリ、そして利用者が多いであろう「Google マップ」アプリにおいて、iPadでオフラインマップを使う手順を解説していきます。

■標準の「マップ」アプリでの手順

▲「マップ」アプリを開き、アカウントのアイコンをタップ

まず、iPadOS標準の「マップ」アプリを使う方法をチェックしましょう。 「マップ」アプリを起動したら、検索フィールドの横にあるアカウントのアイコン（写真やイニシャルなど）の部分をタップ。メニューが表示されたら「オフラインマップ」を選択します。 「マップ」アプリを開き、アカウントのアイコンをタップ 「オフラインマップ」をタップ 次画面で「新しいマップをダウンロード」を選択すれば、新しいエリアのマップデータをダウンロード可能です。 なお、ダウンロード済みのエリアがある場合には、そのエリアの一覧も表示されます。その下部に「新しいマップをダウンロード」ボタンが表示されます。 「新しいマップをダウンロード」をタップ 「新しいマップをダウンロード」をタップしたら、マップデータを取得したい地域（例えば「東京都」など）を入力。表示されたエリアや必要なデータサイズを確認しながら、範囲を微調整して、「ダウンロード」をタップしましょう。 今回は「東京都」と検索 エリアを調整して、「ダウンロード」を選択 なお、「オフラインマップのみを使用」のスイッチをオンにしておくと、インターネット接続時でもダウンロード済みデータが使われるので、通信量の節約が可能。オフラインマップが使われている際には、画面上部に「オフラインマップを使用中」と表示されます。

■「Google マップ」での手順

▲アカウントのアイコンをタップして、「オフラインマップ」を選択

続いて、「Google マップ」でオフラインマップを使う方法をチェックしましょう。こちらも手順は似ていて、アカウントのアイコンからメニューを表示して、オフラインマップを取得したいエリアを指定する流れは共通しています。 「Google マップ」アプリを起動し、検索フィールドの右にあるアカウントアイコンをタップ。メニュー一覧から「オフラインマップ」を選択しましょう。 アカウントのアイコンをタップして、「オフラインマップ」を選択 「自分の地図を選択」をタップ エリアを調整して「ダウンロード」をタップ また、上述した手順のほかにも、検索フィールドに「東京都」などの地域名を入力して検索を行い、表示された情報にあるメニューの一覧から「地図をダウンロード」を選択するという流れでもオフラインマップのデータをダウンロードできます。 こちらの流れでは、指定したエリアのマップを取得しやすいので、旅先の地図をダウンロードする際に便利です。 なお、オフラインマップのダウンロードには、多少時間がかかることもありますので、時間に余裕があるタイミングで試してみてください。 ちなみに、オフラインマップでもナビゲーション機能や店舗情報などスポット検索機能は使えます。リアルタイムに検索したデータでなくとも、多くの場面で十分に活躍するでしょう。一方で、オフラインマップに限った話ではありませんが、店舗の営業時間など、表示される情報がすべて正しいとは限らないので、その点は留意しておきましょう。 また、今回紹介したオフラインマップには、データ自動でアップデートしてくれる機能も備わっています。本稿では、詳細を割愛しましたが、そのアップデートでモバイルデータ通信を使うのを許可するか、Wi-Fi接続時のみ許可するかを選択できるようになっています。地図データは限られたエリアでも容量が数GBあるほど大きいので、基本的にはWi-Fiの使用がお勧めです。