梨花「『年齢はただの数字』というのが嫌い」 51年生きてこそ51歳という月日をかみ締める生き方
9日にブランドファウンダーを務める新たなブランド『/r laje uneglerie ラジェンドゥリ』がローンチとなるモデルの梨花(51)が7日、取材会を開いた。 【写真】年齢を重ねたからこその魅力がいっぱいの梨花 同ブランドは「Your story is your beauty/歳を重ねることでしか得られなかったものが必ずあるはず」をブランドメッセージに掲げ、「年齢を重ねた美しさは素敵なものであり、さらに新しい美しさを身にまとい理想を目指していくこと」をブランドを通して伝える。ローンチに伴い発売されるアイテム「スキンオイル」は、梨花自身が10年間暮らした南国でダメージを受けた肌から守ってくれる1本がほしいという想いで誕生した商品となる。 2022年にトータルセルフケアブランド『AKNIR(アクニー)』もローンチしているが、梨花は「『AKNIR』は、かなり巨大なんですよ(笑)。こちらは、小さなブランドなんです。オイルも、皮膚に特化した研究の方と6年前から作って、実は4年前には完成しているんです。今すでに持っているものにプラスしてもらえたら十分。さらにいい」とアピール。パーソナルなブランドとなるそうで「プロダクトの数も少なく、ミニマムな構成にする。(ブランドのアカウントで行う)インスタライブで年を重ねていく中での悩みとか思い、こうなりたいみたいなものを一緒に話せる場所、という感じになってくれればいいかな」と思いを語っていた。 梨花は「やっぱり絶対年取っちゃうし、死んじゃう。みんな平等に起きることだと思うんだけど、ただここまで若いことが素敵、若いプリプリな肌、シミがない肌が素敵という文化は日本と韓国ぐらいだと思う。ヨーロッパは、熟したワインと比例して年を重ねた女性の方に魅力がある文化がある。もう50歳も過ぎちゃってるわけだし、60歳を目前にして、今の状態より良くなる努力はするんだけど、そこだけをフォにフォーカスしないで生きていける、楽しいこと、嫌なことも含めて。年を重ねたからこそ、得たものもあるんじゃない、みたいなことを考えてると、自分も楽になる」とブランドのコンセプトを改めて力説した。 文化の違いがあるからこそポジティブな要素は前向きに考える。「例えば子育ても、ヨーロッパは夫婦で子どもを預けて食事に行くんだって。日本で、それをやったら、ちょっと前だったら炎上だよ。でも、そのぐらいするじゃんって。それが昔からの文化である。ヨーロッパは、お化粧の下地作りとかも全然違う。欠点を 隠すっていうのがない。それを味にする」と話す。自身もシミなどに悩んでクリニックに行くことはあるそう。一方で「その目標設定をどこにするかで自分が嫌になっちゃう。私は、よく言われる『年齢はただの数字』というのが嫌いなの。私は、かみ締めたいの。だって、51年生きてきたんだもん。だから、51年生きてきて、51歳なんだってことは忘れないで。でも、まだ綺麗になりたいと思った時に、ツルツルは思い浮かばない。でも、そこを『ただの数字』と言ってると、おかしなことが起きちゃうかもしれないじゃん。そこを目標設定にしちゃうと、すごく悲しくなっちゃう。ならないんだから。私はあえて自分の年齢は生きてきた証みたいに、かみ締めたいのよ」と思いを吐露していた。