シニア向け格安SIM選びに奮闘! 月3GB+完全かけ放題付でどこが安い?
筆者と同居する75歳の母がドコモのらくらくホンをやめて、いよいよ本格的なスマホ&格安SIMに乗り換えることになりました。 【画像でわかる】シニア向け格安SIM選び、安さより実店舗に窓口のあることが最優先!? 母は3年前にガラケーからドコモのらくらくホンに乗り換え、すでにLINEデビューも果たし、ドコモのキャリアメールはほぼ使わなくなりました。また、最近はWebサイトで検索もできるようになったので、いよいよ本格的なスマホに乗り換えようというわけです。 実は、ドコモの「らくらくホン(F-42A)」はAndroidスマホですが、インターフェイスが独特すぎて、少しはスマホに詳しい筆者でも、設定変更には手を焼いていました。 らくらくホンの月額料金はドコモの「ギガライト2 [2年定期]」プランで、月1GBまでは月額2,980円(SPモード込)ですが、月3GBを超えると3,980円になります。これに「ずっとはじめてスマホ割」や「はじめてスマホ割」などが適用され、基本使用料は月額1,480円。 また、友だちとよく長電話をするので、月額1,700円の「かけ放題オプション」に加入しており、おしゃべり割等を適用して通話料は月額1,100円の定額になっています。これにユニバーサル料や電話リレーサービスなどを加えると月額料金は2,841円(税込)ですが、月1GBを超える月は月額3,831円(税込)ほどかかっていました。 本当は、LINEの無料通話を使ってくれれば通話料をもっと安く抑えられるのですが、使い方がまだ覚えられないようですし、そもそもLINEを使っていない友だちも多いとのこと。 いずれにせよ、月3GBプランで月額3,831円はちょっと高いと思ったので、筆者は月3GB+完全かけ放題を条件に格安SIMを探すことになったというわけです。果たしてどこがいちばんお得なのでしょうか?
まずは格安SIMで月3GB+完全かけ放題プランを探してみる!
今回検討した格安SIMは「日本通信」の合理的プランシンプル290、「HISモバイル」の自由自在プラン、ソニーの「NUROモバイル」のバリュープラン(VSプラン)、「IIJmio」のギガプラン(2ギガ)、「イオンモバイル」の音声プランと、60歳以上向け(500Kbsp)のやさしいプランです。 具体的な料金は表で確認してほしいのですが、月2~3GBの基本プランに完全かけ放題を加えて、合計金額はいずれも2,000円前後で大差はありませんでした。 というわけで、母と同居しているなら料金の安さで決めてもいいでしょうが、母が一人暮らしで別居しているなら、やはり近所にサポートを受けられる店舗がある格安SIMにしておくのが無難でしょう。 そういった意味では、実店舗が充実しているイオンモバイルやHISモバイルがオススメとなります。