蕎麦好き、DEENの池森秀一が「鎌倉観光時に立ち寄ってほしい」と語るオススメ蕎麦店[FRaU]
「ポタージュのようなドロドロの蕎麦湯も絶品です」 池森さんが太鼓判を押す蕎麦湯は、釜の茹で湯と、別の容器で蕎麦粉を湯で溶いたものを合わせて湯桶に入れて提供されます。 1日の最初の茹で湯と最後の茹で湯では濃さが違うため、蕎麦粉を湯で溶いたものの量を調整することで、どの時間帯でも同じ濃さになるようにしています。 元建築家ということもあってか、ギリシャ建築と彫刻が好きという関さん。理由を「大理石を材料に、美しい規律で作られているから」と言います。その思いは、自身が目指す蕎麦にも表れています。「大理石のように純粋で澄み切った清々しい蕎麦を作りたい」。 季節、天候、水の量で蕎麦の出来上がりが変わってきます。日々調整をし、理想の蕎麦を打ち提供する。まるで1軒の家を作るが如く緻密な工程を経て、いただく蕎麦・つゆは繊細そのものです。 落ち着いた鎌倉らしい洗練された蕎麦、ぜひご堪能あれ。 鎌倉 茶織菴 住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下3-1-30 営業時間:11時半~蕎麦がなくなり次第終了(16時前後目安) 休み:月、第1・3・5火
PROFILE 池森秀一 Shuichi Ikemori 12月20日生まれ、北海道出身。1993年、DEENのヴォーカリストとして『このまま君だけを奪い去りたい』でデビュー。2023年で30周年を迎えた。また昨今では、様々なメディア出演により蕎麦好きミュージシャンとして名を馳せている。2024年1月10日にDEENのNew Album 『DANCE IN CITY ~for groovers only~』をリリース。