【高校サッカー選手権】大谷主将「1部の経験とプライド」常翔学園が刀根山に5-1の快勝!決勝T2回戦では大阪桐蔭に挑む
「1部(リーグ)の経験とプライドがあるので負けられなかった。リーグ戦で勝てていない分、選手権では上に行かないといけない。ここで勝ち切る力を付けてリーグ戦の残り試合に繋げたい」と大谷主将は至上命題でもある1部残留のためにも更にチーム力を上げたいとコメント。 インターハイでは中央トーナメント2回戦で優勝した興國に0-1で惜敗。大谷は「シュートも3本しか打てず、興國さんとは攻撃力と最後を決め切る力に差があった」とプリンスとの差を実感し、夏以降はその課題と向き合ってきた。そしていよいよ次戦はそのプリンス勢との対決となる。 「ここからは自分たちが下から上に挑む立場になる。去年もその前も見れなかった景色を見たいと思います」と次戦に向けて意気込んだ大谷。指揮官は「大阪桐蔭さんは後期に入って、東山さんやセレッソさんにも勝っている。ここまで良くなるか、さすがやなと。普通にやっても負けるので、出来る限りの準備をしてぶつかっていきたい。立ち上がりから怯まずに粘り強く戦いたい」と次戦を見据えた。 中央トーナメント2回戦に進出した常翔学園は27日に大阪桐蔭と対戦する。 (文・写真=会田健司)