【リニア】工事に向けJR東海が井川地区に新設する県道トンネル掘削起工式…2027年度完成目指す(静岡市)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
リニア新幹線の工事に向けて、JR東海が静岡市の井川地区に新設する県道トンネル掘削工事の起工式が、12日、静岡市の難波市長らが出席して行われました。 静岡市とJR東海は、2018年6月に、リニア工事や地域振興のためトンネルの新設と道路の拡幅などを進めることで合意しました。このうち、JR東海は、全長4.6キロの県道のトンネルの建設を担当するもので、完成すると、現在、車で約25分かかっている山道が、わずか5分にまで短縮される見込みです。 12日に行われた起工式には、静岡市の難波市長やJR東海をはじめ関係者約50人が出席しました。起工式を終えて会見した難波市長は次のように述べました。 ( 静岡市 難波市長) 「やっとここまで来た、本当にうれしく思う。これから一日も早い完成、供用開始をめざしてみなさん頑張ってくださると思うので、たいへん期待しています」「新しい南アルプスの利活用がはじまる、井川の地域住民、玉川の地域住民にとっても重要な道路になる」 今後、掘削工事が開始され、2027年度の完成を目指していくということです。