オーストラリア首相、16歳以下のSNS利用を制限する方針を示す 報道
オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は11月7日、SNSの利用に年齢制限を設ける法案を議会に提出する方針を明らかにした。複数のメディアが報じている。
オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は11月7日、SNSの利用に年齢制限を設ける法案を議会に提出する方針を明らかにした。複数のメディアが報じている。 16歳未満のSNS利用を一律禁止へ 同法案は16歳未満の青少年に対し、SNSの利用を禁止するというもの。親の同意があっても利用を認めないほか、法律の施行前に作成されたアカウントも対象に含めるなど、世界的に見ても厳しい部類に入る内容だ。 一連の報道によると、アルバニージー首相は過度のSNS利用が子どもの健康に及ぼすリスク、特に有害な描写や女性蔑視的なコンテンツによる悪影響について言及。年齢制限を設けることで、SNSが子ども達に危害を与える状況に終止符を打つ方針を示したという。 A minimum age for social media of 16 years will make a difference. pic.twitter.com/VfNSY17hsg ― Anthony Albanese (@AlboMP) November 6, 2024 オーストラリア議会への法案提出は2024年中を予定。同年内に可決、成立した場合、早ければ2025年末までに施行される見込みだ。 文● @sumire_kon