木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024

小田凱人[画像/ゲッティイメージズ]

男子車いすテニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024（日本/東京、ハード）は29日、シングルス決勝が行われ、第1シードの小田凱人が第2シードのG・フェルナンデス（アルゼンチン）を6-3, 6-4のストレートで下し優勝を飾るとともに、同大会2連覇を達成した。 【小田凱人vsフェルナンデス 1ポイント速報・結果】 18歳で世界ランク1位の小田は今季、全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）と全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）でタイトルを獲得したほか、今月行われたパリパラリンピック（フランス/パリ、レッドクレー）では、シングルス史上最年少で金メダルに輝き、ダブルスでも銀メダルを獲得した。 ジャパンオープンでは昨年大会で優勝を飾っており、連覇を狙う今大会では1回戦で第6シードのフェン・シャオミン（中国）、準決勝で第3シードの眞田卓を下し決勝に駒を進めた。 世界ランク4位のフェルナンデスとの顔合わせとなった決勝戦の第1セット、両者キープを続け迎えた第8ゲームで小田はブレークポイントを握ると、最後はリターンエースを決めブレークに成功。小田は直後の第9ゲームをキープし先行する。 続く第2セット、両者1度ずつブレークを奪い合うとうと第7ゲームで小田が2度目のブレークに成功。小田はこのリードを守り切り2年連続2度目の優勝を決めた。