インフルエンザ過去10年で最大の流行~兵庫県 医療機関あたり患者100人超える地域も(明石市、加古川など)
インフルエンザの流行、年末の数字が速報されました。 兵庫県内では、定点医療機関(県内約200か所)あたりの報告数が先週の46.65人から74.40人に急増し、過去10年で最大の流行となりました。 ■流行の目安 ・注意報レベル:1定点あたりの報告数が1週間で10以上の場合 ・警報レベル:1定点あたりの報告数が1週間で30以上の場合 兵庫県によると、今年の第52週(12月23日から12月29日)、兵庫県の定点医療機関から報告されたインフルエンザ地域別では、17ある保健所のうち、丹波保健所管内以外ですべて警報レベルを超え、特に明石市、加古川、福崎、朝来保健所管内では定点患者数が100人を超えたということです。 ■pdm09型が圧倒的に多い 患者から検出されたインフルエンザは2種類の型があり、pdm09型が34件、A香港型が3件で、pdm09型が圧倒的に多くなっています。 ■兵庫県は注意喚起しています。 ・予防接種は重症化予防などに有効な手段 ・手洗い、手指消毒、マスクの着用、適度な換気などを心がける ・重症化リスクの高い方、小学生以下のこどもは、発熱などの体調不良時には、水分を十分に補給して、かかりつけ医等へ相談して受診 ・受診の際には、マスクを着用するなどし、感染を広げないようにする
MBSニュース