『どの球団と契約しようが、佐々木朗希は今季の新人王の有力候補だ』 メジャー球団首脳陣による投票で意外な結果
大リーグ公式サイトは7日(日本時間8日)、メジャー球団首脳陣に行った若手有望株に関するさまざまな投票結果を発表。今オフにロッテからポスティングシステムでメジャー挑戦を目指す佐々木朗希投手(23)については、意外な結果となった。 ◆大谷翔平、佐々木朗希と親しげに肩を組む【写真】 佐々木は大リーグ公式サイトや米スポーツ専門局ESPNによる今オフのFAランクで2~3位に挙げられている。その点で納得だったのは「どの球団と契約しようが、佐々木朗希は今季の新人王の有力候補だ」というお題で、投票結果は「イエス」が79・2%、「ノー」が20・8%。実に約8割のメジャー首脳が、今季の新人としては力量が突出しているとみていることが分かる。 意外だったのは「どの若手投手が最高の直球を持っているか」というお題で、佐々木の得票率はわずか4・3%で6位タイ。ちなみに、トップ5はフィリーズのアンドリュー・ペインター(19・6%)、レッズのチェイス・バーンズとブルワーズのジェイコブ・ミシオロウスキー(15・2%)、ロッキーズのチェイス・ドランダー(13%)、タイガースのジャクソン・ジョーブ(8・7%)となっている。 1位のペインターは大リーグ全体の若手有望株ランキング25位で、浮き上がるような160キロ超の直球を駆使し、特に高めの制球力が光る。 さらには「どの若手投手が最高の変化球を持っているか」に関しては、佐々木はランク外で「その他の得票者」に名前を連ねるだけとなった。直球とともにランクインしているのはジョーブが29・5%で1位、バーンズが18・2%で2位。ジョーブのスライダーに関しては、昨季マイナーで31%の空振り率を記録した。
中日スポーツ