ドウデュース、午前0時に帰厩し無我夢中で青草をほおばる、助手はレジェンド・武豊の手綱さばきに感服、順調なら有馬記念でラストラン
ジャパンCでG1・5勝目を挙げたドウデュース(牡5歳、栗東・友道)が25日朝、激闘から一夜明け、栗東トレセンで元気な姿を見せた。東京競馬場から帰厩したのは午前0時半。激闘の疲れも見せずに無我夢中で青草をほおばる様子に、担当の前川助手は「競馬が終わった後もパクパク食べていましたし、前走の後と様子は変わらないですね」といつも通りの食欲に目を細めた。 レースでは遅い流れを心配したが、抜群の手応えで直線に向いた場面で勝利を確信。「(武)豊さんは手がちぎれると思ったと言ってましたが、競馬で抑えられるのは本当にすごいです」とレジェンドの手腕に改めて脱帽していた。 順調なら現役生活も残すは有馬記念のラスト一戦。前川助手は「今までで一番いいと毎回言ってしまうぐらい、毎回最高到達点を更新してくれる馬ですから。先のことよりもすでに元気いっぱいなので、明日からどうしようという感じです」と笑顔を浮かべていた。
中日スポーツ