かつて学生プロレスラーだった社会人が後楽園ホールに進出し前売り完売!『有給プロレス』の火付け役となった男たちが語る今までとこれから
6月28日(金)に後楽園ホールにて、『ギャル男くん興行presents社会人プロレス後楽園ホール大会~有給取って、プロレスします。~』(以下:有給プロレス)という社会人レスラーたちによる大会が開催される。 かつて大学生・短大生・専門学生などがサークル活動・部活動といった形を取って行うプロレス活動の1つ『学生プロレス』で活躍していた彼らは、卒業後は就職し社会の歯車に。 当時は年に一回新宿FACEや後楽園ホールで『学生プロレスサミット』が、UWF関東学生プロレス連盟(早稲田、慶応、駒沢、法政、東海、中央、東洋など)、SWSガクセイプロレス(帝京など東京都多摩地区の大学を中心)、日本大学プロレス研究会(NUWA)、一橋大学世界プロレスリング同盟(一橋大学、武蔵野美術大学、東京造形大学、東京大学、津田塾など/HWWA)など関東圏の団体主催で行われていたが、学プロからプロになる選手も出始めると本格志向が広がり始め、その最中に怪我が起きた事などから学プロサミット2018が中止に。その後は復活する事なく、新型コロナウイルスの蔓延により文化祭なども中止になると学生プロレスサミットも記憶から薄れていった。 そんな中、プロレスを忘れることができなかった彼らは『社会人プロレス団体』を設立し年に数回試合を行っていた。さらに学生プロレスサミットに出場していたきしだくんとギャル男コレクションAG(大谷譲二)により始まった『ギャル男くん興行』は10年以上続いており、今回ギャル男くん興行を前身とする形で有給プロレスが後楽園ホールに進出することが決定すると、なんと前売り完売へ。 学生プロレスからプロレスラーになったレイザーラモンHG(ギブアップ住谷)やオルカ宇頭(七転抜刀斎)、最上九(スパン・キングストン)、笹村あやめ(道端センズリカ)なども参戦する本興行に関して、ギャル男くん興行発起人の2人に話を聞いた。