落選組から窺えるイングランド代表の充実した陣容【現地発】
古巣復帰後にCL決勝に導き最後にアピールをしたが…
冬に移籍したドルトムントで本来のパフォーマンスを取り戻し、CL決勝にも出場したサンチョ。しかし、約2年半ぶりの代表復帰はならなかった。(C)Getty Images
EURO2024で優勝候補筆頭に挙げられているイングランド代表。ラッシュフォードにスターリング、サンチョ、マウント、ヘンダーソンと、エントリーされなかったタレントを見ても陣容の充実ぶりが窺える。(文:オリバー・ケイ/訳:井川洋一 2024年6月20日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック イングランド』を転載) ―――◆―――◆――― ジョーダン・ヘンダーソン、マーカス・ラッシュフォード、ラヒーム・スターリング、メイソン・マウント、ドミニク・ソランキ、ジェイドン・サンチョ……。EURO2024に臨むイングランド代表のエントリー候補リスト(33名)に彼らが選出されなかったことは、イングランド国内でも大きな話題となった。 2000~10年代を振り返るとイングランド代表は攻撃陣が充実していた。しかし、現在のチームはそれ以上
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