ロッテ、佐々木朗希のポスティングでの大リーグ移籍容認 佐々木は「マイナー契約から這い上がって世界一の選手に」
ロッテは9日、佐々木朗希投手(23)について、ポスティングによる大リーグ移籍を容認すると発表した。公式サイトなどで公表した。 ◆大谷翔平、佐々木朗希と親しげに肩を組む【写真】 佐々木は球団を通じ「入団してからこれまで継続的に将来的なMLB挑戦について耳を傾けていただき、今回こうして正式にポスティングを許可していただいた球団には感謝しかありません。マリーンズでの5年間はうまくいかなかったことも多かったですが、どんな時もチームメート、スタッフ、フロント、そしてファンの皆さまに支えられながら、野球だけに集中してここまで来ることができました。一度しかない野球人生で後悔のないように、そして今回背中を押していただいた皆さまの期待に応えられるように、マイナー契約から這い上がって世界一の選手になれるよう頑張ります」とコメントした。 佐々木はかねて大リーグ移籍を希望。既に米メディアがヒートアップし、メジャーの多くの球団は動向を注視していた。 ▽松本尚樹球団本部長コメント「入団した当初より本人からアメリカでプレーをしたいという夢を聞いておりました。今年までの5年間の総合的な判断として、彼の想いを尊重することにしました。日本の代表として頑張って欲しいと思っています。応援しています」 ▽吉井理人監督コメント「チームとしてはもちろん、とても痛いです。ただ自分もアメリカでプレーをしたことがあるので気持ちはものすごくわかります。そして若い今、チャレンジしたいという気持ちもわかります。未完成な部分は正直、まだまだありますが、アメリカで自身を磨き、さらにレベルアップすることもできるのではないかとも考えます。2020年、石垣島キャンプのブルペンで初めて目にした彼の投球は私にとって野茂英雄を初めて見た時以来の衝撃でした。それを向こうでぜひ証明して欲しいです。頑張ってください」
中日スポーツ