スティーブ・ジョブズの「突然の訃報」...『スティーブ・ジョブズ』の翻訳者が世間とは違う「意外な反応」をした「納得のワケ」
「ああ、やっぱり」
テレビでこの件を初めて見たのは、夜7時のニュースでした。子どもたちは、世の中と同じように驚いたと言っていました。お父さんはどう思うかとの問いには、「いや、お父さんにとって驚きはないよ。この8月くらいまで、スティーブ・ジョブズがなにをしていたとか、本の原稿で知っているんだから」みたいに返しました。 また妻の反応は、「米国企業の経営者が亡くなった件がトップニュースになるとは、さすがね」と、「ああ、やっぱりそういうことだったのね」だったと記憶しています。 『スティーブ・ジョブズ』がここまで無理なスケジュールになっているのはそういうことだろうと思っていたということです。 『男性が育児退職してはいけないのか? フリーランス翻訳者という選択』へ 続く
井口 耕二(翻訳者)