打倒、睡眠不足!世界初の深層睡眠美容サロンで男性ライターが極上の眠りを体験
最近、よく眠れているか? この質問に「はい」と即答できる人は、実は少ないかもしれない。経済協力開発機構(OECD)の2021年の調査によると、世界33カ国で日本人の平均睡眠時間は7時間22分と最も短いことが判明。ストレス、加齢、長時間労働、スマートフォンの過剰使用など、私たちの睡眠を脅かす要因は年々増加している。 【写真】世界初の深層睡眠美容サロン「NEMURY」内部を写真でリポート! そんな中、インナービューティブランド「エステプロ・ラボ」を展開する株式会社プロラボホールディングスが睡眠美容事業をスタート。今年10月、東京・麻布十番に世界初の深層睡眠美容サロン「NEMURY(ネムリー)」をオープンした。睡眠や栄養学に精通する専門資格者が常駐し、最新の睡眠テクノロジーと血流ケアメソッドを用いて睡眠に悩む人々をサポートするという。一体どんなことをしてくれるのか、50代で睡眠不足に悩む男性ライターが体験した。 ◆ ◆ ◆
充実の設備と落ち着きのある空間でまずは血流チェック
麻布十番のビルの1フロアにあるNEMURY。店内に一歩足を踏み入れると、そこは日常から切り離された静かな空間が広がっている。全4室の完全個室制で、照明や音楽、アロマの香りまでこだわり抜かれた空間。施術はすべて個室で完結するため、プライバシーも万全だ。 さらに、最奥の個室には高濃度酸素ボックスを完備。飛行機の上空環境に相当する高気圧状態を再現し、血中酸素濃度を上昇させる効果があるそうで、そこでサービスを受けることもできる。また、富士山溶岩プレートを使用した「遠赤外線ハーバル溶岩浴」など、睡眠の質を高めるための設備も充実している。
カウンセリングに先立ち、まず左手薬指で血流観察を行う。というのも、睡眠は血流が大きく左右するからだ。よく、サウナやお風呂に入るとその後の寝つきが良くなるが、その理由は体温が上がって血流がアップすると手足などの皮膚から熱が放出され、深部体温が自然に2~3度低下。それによって副交感神経が優位になって良質な眠りへと導かれるという。 このサロンでは、サウナやお風呂のような外部からの加熱ではなく、特殊な技術によって内部から血流を改善。それによって体温を調節し、自然な眠気を促すのだという。つまり、施術が上手くいけば血流がアップしているはず。それを比較するために、体験前後の血流を測るのだ。実際、血流スコープで指先毛細血管の血流を観察してみると、私の場合、血管が細く、血流もあまり良くないことが判明。結果的に赤血球や白血球の動きも鈍いと言えるようだ。 果たして、体験後はどれくらい改善しているのか、楽しみである。