「不自由になって行く予感」「全席指定でもいい」 JR『のぞみ自由席削減』報道、利用者ら賛否真っ二つ
JR東海とJR西日本が、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」の自由席を減らす検討をしていると各社が報じたのを受け、ネット上ではさまざまな意見が飛び交い、「不自由になって行く予感」「自由席は撤廃でいいかもよ」などと賛否は真っ二つに分かれている。 各社の報道によると、2025年春のダイヤ改正に合わせ、現在は1編成に3両ある自由席のうち、1両を指定席に変える方針。自由席の料金は東京―名古屋間で1万560円で、通常期は指定席より740円安い。のぞみは1992年に運行を開始。当時は全席指定だったが、品川駅開業時の2003年のダイヤ改正で自由席が設定された。繁忙期には全席指定で運行している。 X(旧ツイッター)では「のぞみの自由席」がトレンド入り。賛成や容認派の声として、「全席指定だと思ってた…」「元々のぞみは混むから全席指定に戻してもいいと思う」「全席指定でもいい」などの書き込みがあがった。 一方、日ごろから自由席を利用している人たちからは、「首都圏から帰るときに、好きなタイミングで帰るのが難しくなるのでこれはキツイですよ」「ふらっと乗りたいときには自由席がよかったんだけどなぁ」「山陽新幹線の本州西端近い方に住んでる人間からすると往復千円は安くなる自由席は多い方がありがたいよ」「東京駅から乗るので、専ら自由席。混雑がますますひどくなるな」といった意見が挙がった。
中日スポーツ