東京ビックサイトで「よい仕事おこしフェア」和歌山の2団体が事例発表
全国の信用金庫がそれぞれの地域企業を応援する「2024よい仕事起こしフェア」が、東京都江東区の東京ビックサイトで行われていて、12月4日、和歌山市のきのくに信用金庫が支援する2つのプロジェクトの発表がありました。 この日発表したのは、和歌山県中部・湯浅町の醤油醸造の老舗・株式会社角長と、県南部・田辺市龍神村(りゅうじんむら)の「龍神移住促進プロジェクト」の2団体です。 角長は、東京都大田区の酒造メーカー・大鵬とコラボして醸造した、湯浅しょう油のクラフトビール「kadocho soy sauce Ale(カドチョウ・ソイソース・エール)」を紹介し、醤油の風味とビールのおいしさをマッチングさせた点や、ラベルのデザインをきのくに信用金庫の職員が手掛けたことなどを発表しました。 「龍神移住促進プロジェクト」の発表では、きのくに信金の岩橋儀幸専務理事がプロジェクトの概要を説明したあと、和歌山大学、関西大学の学生と、きのくに信金の若手職員が協同で制作したプロモーションビビデオが上映されました。 このほか和歌山県の岸本周平知事と、きのくに信金の田谷節朗理事長との対談も行われ、岸本知事は「龍神村にはおいしいパン屋とおしゃれなカフェ、オーナーシェフがいるレストランがそろっているので、これからもっと多くの移住者が来るだろう」と語り、田谷理事長は「龍神のプロモーションビデオをより多くに人に見てもらえたら」と話していました。