名古屋グランパス、V逸確定 終了間際に失点、前半の攻勢も得点につながらず福岡に敗れる【J1】
◇4日 J1第33節 福岡1―0名古屋(ベスト電器スタジアム) 名古屋グランパスは、前半こそ試合を支配したが、後半途中から押された。試合終了間際に失点し、連勝は3でストップ。残り5試合を全勝しても勝ち点は61にとどまり、首位の広島の62を上回れないことから、V逸が確定した。 前節から先発6枚を交代。前半だけで合計9回のFK、CKを獲得し、MF山中亮輔の左足からゴールに迫ったが、得点できなかった。一方、45分を通じ大きなピンチはなく、0―0で折り返した。 後半2分、自陣のスルーパスからFW山岸祐也が抜け出し、パスを受けたFWユンカーがシュートしたが、転がったボールは右ポストに当たって右に外れた。同12分にもクロスバーに直撃し、ピッチで跳ねてもう一度バーに当たるシュートを放ったが、惜しくもゴールラインを越えなかった。 同15分、FWパトリック、永井謙佑。DF徳元悠平、26分にもMF和泉竜司を投入した。しかし、11試合連続で勝利がない福岡がロングボールを活用し、勝ちへの執念を見せたことで、なかなか攻勢に出られなくなった。 同43分、ロングスローのこぼれ球からDF小田逸稀に沈められた。残るルヴァン杯獲得に向けて全力を尽くすことになる。
中日スポーツ