鹿児島県知事選挙に立候補した3氏の経歴・政策まとめ
任期満了に伴う鹿児島県知事選挙が6月20日告示、7月7日投開票の日程で実施されています。今回の鹿児島県知事選挙には届け出順に新人の米丸麻希子(よねまる・まきこ)氏(49)、新人の樋之口里花(てのくち・りか)氏(52)、自民党・公明党・国民民主党が推薦する現職の塩田康一(しおた・こういち)氏(58)の無所属3名が立候補しました。本記事では立候補した3人の経歴・政策をご紹介します。
米丸氏は鹿児島県出身、亜細亜大学卒業、ブライトン・ビジネス・スクール卒業。2019年から鹿児島県議会議員を務める
米丸氏は1975年鹿児島県姶良市出身、亜細亜大学経営学部卒業、英国ブライトン・ビジネス・スクール(MBA経営学修士)卒業。ブランド・コンサルティング会社を経て鹿児島にUターンし、家業である葬儀社と旅行会社で経営に従事しました。2019年から鹿児島県議会議員選挙に2期連続当選しました。
米丸氏が掲げる政策とは
米丸氏は自らのホームページにおいて以下の施策を公表しています。 若者が愛し、世界に誇れる鹿児島に!こんな鹿児島県にしたい! 01 安心で健康な毎日 笑顔が絶えない暮らしには、心身の健康が大事です。そのために芸術・文化活動、スポーツ施設を充実させます。また、子どもの医療費窓口負担ゼロ化、給食費無償化、オーガニック給食推進、児童相談所体制強化、児童虐待防止策推進に注力します。さらに自然災害、地震、火山活動などへの備えを強化し日々の安心を支えます。 02 挑戦をあきらめない社会 挑戦は、個人も社会も元気にします。県民一人ひとりの潜在能力を引き出し、ワクワクする挑戦にあふれる社会へ。誰もが夢や目標に挑戦しやすい環境を整えます。たとえば若者の進学・起業支援、女性の社会参画促進、シニアや障害者の就労支援を充実させます。挑戦をみんなで応援する、あたたかい社会風土を創造します。 03 実りある投資 鹿児島県は厳しい財政状況と人口減少が続いています。限られた財源の効果的な投資や、世界の人口増加を視野に入れたグローバル戦略が必要です。たとえば、県の魅力の世界発信、国内外との新たな協力関係の構築、投資や人材の流入促進などです。自ら飛び回り、「進取の精神」で持続可能な未来を目指します。 マニフェスト「もっと、もっと、よくなる鹿児島 15の約束。」 1.若い世代が希望を持てる人口減少対策。 2.子どもファースト戦略、学びの改革。 3.女性の多様な生き方を支える社会。 4.すこやか健康長寿社会の推進。 5.県民所得アップ!「稼ぐ」と「分配」を強化する。 6.「豊かな食の国」戦略、農林水産業をもっと強く。 7.世界に通用する観光立県・かごしまへ。 8.最先端技術の活用で、新産業を創出。 9.原発に頼らない社会、再生可能エネルギー先進県へ。 10.地域住民の声を大切にし、自治体平和外交を推進。 11.島々の安心と暮らしを守る。 12.地域の人々の命と健康を守る。 13.貧困や孤立・孤独のないまちづくり。 14.アート&スポーツ先進県。 15.県政の透明化、開かれた県庁。