鹿児島県知事選挙に立候補した3氏の経歴・政策まとめ
塩田氏は鹿児島県出身、東京大学卒業。通商産業省で大臣官房審議官、九州経済産業局長等を歴任し、鹿児島県知事を1期務める
塩田氏は1965年鹿児島県鹿児島市生まれ、東京大学法学部卒業。通商産業省に入省し、大蔵省熊本国税局人吉税務署長、自治省大臣官房地域政策室課長補佐、外務省在イタリア日本国大使館一等書記官、経済産業政策局地域経済産業政策課長、内閣府本府地方創生推進室次長、大臣官房審議官(産業保安担当)、九州経済産業局長を歴任しました。2019年に経済通産省を退官し、2020年の鹿児島県知事選挙で初当選、今回は2期目を目指しての立候補となります。
塩田氏は自らのホームページにおいて以下の施策を公表しています。
Vision 誰もが安心して暮らし、活躍できる鹿児島を実現するための主な取り組み 01 原油価格・物価高騰への対応 ◆物価高騰の影響を受けている生活者や事業者に対して継続的に支援します。 02 稼ぐ力の向上 ◆担い手の確保・育成や販売単価の向上、輸出拡大などによる農林水産業の「稼ぐ力」の向上に取り組みます。 ◆国内外からの誘客促進、観光地の高付加価値化などによる観光関連産業の「稼ぐ力」の向上に取り組みます。 ◆生産性の向上や研究開発の促進、企業誘致、スタートアップ創出支援などによる企業の「稼ぐ力」の向上に取り組みます。 03 人材の確保・育成、移住・交流の促進 ◆若年者等の県内就職促進、外国人材の受け入れなどにより、鹿児島の地域経済を支える人材の確保に取り組みます。 ◆移住・交流の促進やワーケーションの推進などにより、県内外の人材による地域課題の解決、地域の活性化に取り組みます。 04 結婚、妊娠・出産、子育ての希望がかなう社会の実現 ◆未婚化・晩婚化、妊娠・出産期や子育て期の孤立感や負担感、子育てに係る費用負担、仕事と子育ての両立の難しさなどの様々な課題を克服するため、ライフステージごとの課題に対応した総合的な支援に取り組みます。 05 デジタルテクノロジーを活用した県民の暮らしの質の向上 ◆交通、医療、介護、教育などあらゆる分野におけるデジタルテクノロジーを活用した効率化や生産性の向上に取り組みます。 06 脱炭素社会の実現 ◆再生可能エネルギーの導入促進等により、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすることを目指します。 ◆温室効果ガスの削減と産業復興を同時に実現する畜産GXなどの新たな取組を推進します。 07 奄美・離島の振興 ◆世界自然遺産など奄美・離島の自然や文化の魅力の発信に取り組みます。 ◆生活環境、交通基盤、産業基盤などの社会資本の整備とさらなる産業振興を図ります。