メーガン妃&ヘンリー王子、ふたりの歴代炎上ヒストリー
2022年12月:Netflixドキュメンタリー「ハリー&メーガン」が公開
王室を離脱した2020年にNetflixと1億ドルを超える大型契約を行い、複数の番組制作をしていくことを発表していたメーガン妃&ヘンリー王子。最も目玉とされた彼らの結婚生活について焦点を当てたドキュメンタリー番組「ハリー&メーガン」は2022年12月8日 ~12月15日に配信され、配信開始週視聴時間でNetflix史上最高記録を達成した。 このレコードが示しているように、過去のオプラ・インタビューで赤裸々に語った2人の初ドキュメンタリーということで世間の期待は大きかったが、蓋を開けてみると基本的にはこれまでの主張をなぞるものばかりで、重要な情報公開は特になし。配信当初は大きな話題となったが、すぐに視聴者は離れていき、今年6月にはNetflixのグローバルチャートで211位まで転落している。
2021年6月:第2子が誕生し「リリベット」と命名
2021年2月14日に第2子妊娠を発表し、無事同年6月4日にカリフォルニア州サンタバーバラの病院で出産したメーガン妃。流産を乗り越えてのレインボーベビーの誕生に祝福の声が寄せられる一方で、人々を驚かせたのが子どもの名前だった。2人は、エリザベス女王の幼い頃からの愛称で、ごく親しい人間しか使うことのない「リリベット」を娘のファーストネームとして選んだのだ。 気になるのは故エリザベス女王が自分の特別な名前を使用されることを夫妻に許可していたのかどうか、ということ。ヘンリー王子夫妻は事前に許可を求め、認められたと主張しているが、王室作家ロバート・ハードマンは今年出版された『Charles III: New King. New Court. The Inside Story(原題)』の中で、ヘンリー王子夫妻が女王から祝福を受けたと声明を出した際に、女王は「見たこともないほど怒っていた」と記述。真相は不明だ。
2021年3月:全てを語ったオプラ・インタビュー
王室離脱後に初めてとなる大型のインタビュー取材に応じたサセックス夫妻。アメリカの人気司会者オプラ・ウィンフリーを前に、王室を離脱した理由や、キャサリン妃とメーガン妃の確執の真相、メディアの誹謗中傷や過剰報道、それを受けてメーガン妃が希死念慮を経験したことなど、多くの事実が明らかにされた。 しかし、この暴露インタビューの中で人々が最も衝撃を受けたのは、「王室内に人種差別的発言をした人がいた」というメーガン妃の告白だろう。妃はヘンリー王子との間に生まれてくる子どもの肌色について懸念を示した王室メンバーがいたと明らかにした。このインタビュー放映後、英王室はすぐに対応。エリザベス女王「提起された問題について、特に人種差別問題については懸念しています。いくつかの記憶は異なっているかもしれませんが、これらのことについて非常に深刻に受け止め、家族でプライベートに対応していきます」との声明を発表している。